鉄道と観光スタイル1.はじめに みなさんこんにちは。高校二年になりました○○です。今年度もよろしくお願いします。 さて今回は、「鉄道と観光の関係性」にスポットを当てて研究していきたいと思います。近年訪日外国人の急激な増加によって、全国各地で観光産業が活性化しつつある今日、鉄道は何を担っていくことになるのか、また今後はどのような展開にしていくべきなのか、総合的に考えていきたいと思います。最後までよろしくお願いします。2.「観光」とは 最初に、「観光」という言葉の定義について記しておきたいと思います。 「観光」とは、「景色、名所、史跡などを見物して回ること」(学研 現代新国語辞典より)で、近年では現地に行って何かを体験する体験型観光(ツーリズム)などが普...2021.04.21 11:30114号研究
老朽化した車両の今後について1.はじめに こんにちは、**です。今までの研究テーマは「鶴見駅の中距離列車停車」、「多摩都市モノレールの延伸」、「京王線連続立体交差事業」、「都心直結線」などなど、未成線に関する研究が主でした。ですが、今回は新しいジャンルに挑戦してみようと思い、このテーマを選んでみました。今回は老朽化した車両の譲渡や廃車、またそれに代わる新型車両についても考えていきたいと思います。 最近では「アルゼンチンからの丸ノ内線車両の里帰り」や「京王電鉄初の座席指定列車用新型車両」など、鉄道各社の車両に関するニュースが話題となっているので、老朽化した車両について注目してみました。最後までお読みいただければ幸いです。2.地方鉄道の車両の現状 突然ですが、問題...2021.04.17 10:00113号研究
東京で地下鉄終夜運行は可能なのか?1.はじめに 2号ぶりの研究です。※です。さて、東京オリンピックを再来年である2020年の夏に控え、オリンピック期間中の観客輸送もそろそろ本格的に考えなければならない時期となってきました。また一方で、東京に多くの外国人観光客が来ることで、夜間経済、通称「ナイトエコノミー」も活発になると予想されます。そのため、夜間に街に繰り出す外国人をはじめとした人々の利便性向上も考えてもいいと思います。そこで、今回はオリンピックの観客輸送と、ナイトエコノミーに参加する人々の輸送という2つの視点から、東京の地下鉄終夜運行を考察していこうと思います。2021.04.17 04:45114号研究
夜行列車の未来1.はじめに こんにちは。中3の※です。研究副班長という役職に就いたものの、これまで考察の浅い研究しか書けていないので、努力していきたいと思います。 さて、今回は旅行記を見ればほぼ必ず出るとも言えるJRで運転される夜行快速についての研究となります。明治時代から運行されてきた夜行列車も、クルーズトレインや団体臨時列車を除けば、「サンライズ瀬戸・出雲」と「ムーンライトながら」と「ムーンライト信州」のみとなりました。 このように、夜行列車が少なくなる中、夜行快速の存続は可能であるのかについて執筆したいと思います。筆者もこれまで3回ほど利用しており、今後の動向が気になるところです。拙い文章ですが、最後まで読んでいただければ幸いです。2.夜行...2021.04.16 09:00113号研究
首都圏の鉄道施設におけるWi-Fiについて1.はじめに こんにちは。もう高校生になってしまった**です。今回は鉄道施設における通信サービス、特にWi-Fiについて書いていきたいと思います。皆さんも使われたことがあるのではないでしょうか。しかしWi-Fiがある駅や電車は限られており、あまり使う機会は多くないのではないでしょうか。そんな鉄道施設のWi-Fi、とりわけ政府が推進する”Japan Connected-free Wi-Fi”について触れていきたいと思います。2.Japan Connected-free Wi-Fiとは Japan Connected-free Wi-Fiは国土交通省の観光庁とNTTBPが提供する無料公衆無線LAN対応のスマートフォンアプリです。このアプ...2021.04.15 10:50114号研究
日光・鬼怒川における東武鉄道の今後⒈はじめに こんにちは、**です。ついに部内で最高学年となり、ついでに副部長になりました。研究を書けるのはあと1年と思うと少しさびしい気がします。 さて、今回は日光・鬼怒川について扱います。江戸時代に日光街道が整備されるなど歴史がある土地ですが、今も多くの観光客が訪れていて、修学旅行で訪れた、という人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな日光・鬼怒川の鉄道網についてみていきます。最後までお読みいただければ幸いです。2.日光・鬼怒川について 鉄道云々の話に入る前に、日光・鬼怒川がどういった場所であるのか、軽く触れておきます。 日光・鬼怒川は栃木県の北西部に位置する日光市に位置します。 その歴史は古く、700年代に勝道上人が日...2021.04.11 08:40113号研究
路面電車・LRTの役割⒈はじめに 今回のテーマは路面電車・LRTです。最後の研究ということで、テーマを何にするか悩んだのですが、部活の合宿や研修旅行で路面電車・LRTに乗る機会が多く、その経験を生かせると思い、このテーマに至りました。最後までお読みいただければ幸いです。⒉路面電車・LRTとは まず、路面電車・LRTとはどんなものなのか、見ていきます。 厳密な定義はありませんが、一般的に路面電車は、道路上を走る鉄道とされているようです(専用軌道を走ることもあります)。この研究では、基本的に軌道法で定められているものにのっとることとします。 一方で、LRTという言葉はご存じでない方が多いかと思いますので詳しく説明します。 LRTはLight Rail Tra...2021.04.10 11:20115号(2018年文化祭号)研究
横須賀線・湘南新宿ラインの混雑解消1.はじめに 今回は横須賀線について研究していきたいと思います。今や首都圏の交通の大動脈となりつつある横須賀線ですが、武蔵小杉駅~西大井駅間の朝ラッシュ時の混雑率は196%と非常に高くなっています。特に武蔵小杉駅の混雑がひどく、遅延が発生すると駅に入るために駅の周りに長蛇の列ができるほどの混雑ぶりです。大きな原因は周辺地域の人口増加、特に武蔵小杉駅周辺の再開発による人口増加です。また同じく武蔵小杉駅を通る南武線も武蔵中原駅~武蔵小杉駅間の混雑率が189%になっています。さらに東急東横線も祐天寺駅~中目黒駅間の混雑率が168%と武蔵小杉駅を発着する路線の混雑率は高くなる傾向にあります。今回はそんな横須賀線や湘南新宿ラインの混雑について...2021.04.01 02:56115号(2018年文化祭号)研究
温泉と鉄道の将来1.まえがき 今回は「温泉と鉄道」の将来について執筆していきます。日本の重要な観光資源である温泉を、どのように活用していくことができるのか…最後までお読みいただければ幸いです。 なお、本研究では基本的に首都圏を主眼に置いて執筆して参ります。ご了承ください。2.温泉地の現状 読者の皆様もご存知のように、日本には非常に多くの温泉地が存在し、首都圏にも94箇所(※)の温泉地が存在します。しかし、年々温泉を取り巻く環境は厳しくなっています。下のグラフをご覧ください。2021.04.01 02:56115号(2018年文化祭号)研究
ブルーラインのこの先を考える1.はじめに みなさんこんにちは。今回はいつも乗っているブルーラインの設備の改善点や延伸開業などについて書きました。最後まで読んでいただけたら幸いです。2.ブルーラインとは? ブルーラインの正式名称は、横浜市営地下鉄1・3号線で、新横浜駅、横浜駅、上大岡駅を経由し、あざみ野駅~湘南台駅間を結ぶ第三軌条の地下鉄です。途中のセンター北駅とセンター南駅で横浜市営地下鉄グリーンラインに接続しています。ちなみに第三軌条とは、パンタグラフを使わず、線路の横の第三の給電用レールから電気を得て運転する方式のことで、他の採用例には東京メトロ銀座線や大阪メトロ御堂筋線などがあります。地下鉄では珍しく、優等列車の種別には快速が採用されています。快速が運行...2021.04.01 02:08115号(2018年文化祭号)研究